寝起きと暴走 - kotorirain

 朝起きると目の前には寝て居る少女が一人…理解しがたい状況だった。僕はそっと布団から出ようとしたが、抱き枕代わりの僕には逃れるすべが無かった。レモン色の長い髪が僕の鼻を突っついた。匂いの仕業か、寝起きだったからか、抱き着き返してしまった。とても柔らかい…そして暖かく、ピリピ...

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